米国株式相場が荒れに荒れて、為替が円高、日経平均も2万円も割れるという足元。
まず、コロナですが、マスコミが過度に煽っているように感じられます。
感染者がいるからには、直った人もいるわけなので、その数を表せないと累積で感染者の数は増加する一方。受け手が冷静に
判断する必要があります。
厚生労働省のHPには、医療機関向けに患者数を計算する計算式がありますので、一読を。
https://www.mhlw.go.jp/content/000605276.pdf#search=%27厚生労働省+新型コロナウイルス+計算式を%27
ピーク時は、各都道府県等において疫学的関連性が把握できない程度に 感染が拡大した時点から概ね3か月後に到来すると推計さ
れている。
疫学的関連性が把握できないって要は、押さえ込んでも抑えキレないって事だと思うので、現状は、抑え込めてるって事でいいと思うのです。ただし、患者数はジリジリと増加していることは事実。加速度的に増えてはいないが、保守的にみて、ピークはもっと先かもしれない。オリンピック、中止もしくは延期の可能性も相場の重しになっている。
観光業や、旅館業などは売上減少するし、ホンダは中国工場稼働再開したけど、中国から部品が入ってこないため、物が作れない会社だって多い。受注目処が6月以降立たないってところもある。利子補給の条件が売上50%減少って普通潰れますよね?。それだったら返済猶予を設けたほうがいい。
原油価格の下落も相場下洛の要因。サウジが減産しないため交渉決裂。40ドルを割り込むと信用リスクに直結。MLPが発行した低格付け債のリスクに直結するので、金融緩和下での金利上昇に警戒することになりそう。
と、下げた理由を上げればきりがないが、どこかに理由を求めているのも心理。バイサイドは上層部に報告書を作らないといけないし。
持ち値が悪い生株の、減損報告大丈夫ですか?
セルサイドとしては、どこかにポジティブな材料を探して、提案しそうだが、マクロの経済指標もこれからは悪くなるだろうし。
昔気質の証券マンだと「コツンときたら買う」のがセオリーだけど、コツンとしすぎてどこが買い場がわからなくなってきてる。
日経平均だと500円刻み、ドル円は5円刻みで目星をつけている人も多いとはおもいますが。
じっくり相場を見れる人は、BBやらBloombergやらでウオッチして、相場の悲鳴を心の耳で聞くのも一興。
さて、前向きな話。
ここから先は、「製薬メーカーの株価」が一つのベンチマークになると思う。
発端はコロナ感染拡大なので、特効薬ができるかできないかがポイント。一説には新薬開発には9ヶ月くらいかかるとの話もあるが、
それは眉唾。技術の粋を集めた製薬メーカーならば、もっと早く開発できると思う。希望的観測も含めてだけど。
もしかしたら、もう開発できていて、儲けるために世に出すタイミングを見計らっているかも?それはないか///
メーカーがメーカーであるための意地だと思う。これで新薬が世に出れば、救世主で覇権が取れるし、シェアアップも必死。
なので、一段の下落には警戒しながら、半身でいながら、製薬メーカーの株価をモニタリングしていこうと思う。
以上。